更新:2003年4月23日(水) 22:20 (日本時間)
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03-03-07 【内外タイムス】
駅構内に続々設置最新式監視カメラ
 「スパイ真っ青の代物」による"盗撮"に不快感や疑問の声も

 都内で"盗撮仕様"の監視カメラ設置が目立っている。主要駅構内の天井などに取り付けられた半球型モデルで、周囲を黒く覆われているためカメラレンズがどこを向いているのか分からない。存在を知るや「常に見られているようでイヤ」(20代OL)「盗撮じゃないか」(30代会社員)などと不快感を示す人もいる。


 せわしなく移動するサラリーマンやOLには気付かない人も多い。例えばJR新宿駅。山手線ホームの屋根からぶらさがる隠しカメラに、20代の女性フリーターは「へえ−。あんまり見上げないから気付かなかったけど、何を撮られてるか分からないし気味悪いですね」とまゆをひそめた。


 市民グループ「監視社会を拒否する会」(共同代表=伊藤成彦・中央大名誉教授ら)は先日、新宿駅と池袋駅に監視カメラが絢380台設置されているとの調査結果を発表。隠しカメラに「安全運行や防犯目的であるならカメラと分かるタイプにすべきではないか」と疑問を投げかけた。


 確かに新宿駅西口の改札口付近には短い間隔で4台が設置。切符売り場にも1台ある。高田馬場駅や池袋駅にも同様のカメラが構えられており、従来からのレンズむき出し型カメラとあわせれば相当な監視網が張りめくらされている。


 そこでJR東日本に隠しカメラの設置理由を聞くと「防犯上の理由としか言えない」との回答。「情報を悪用されては困るので、メーカーや形式、設置場所、設置数などもいっさい非公開。米同時テロを契機に防犯対策で増やしたんですが、いまのところ苦情はありませんし…」(広報)という。


 全164駅で2232台のカメラを設置しているという営団地下鉄は「機種までは把達していないが、韓国の地下銑事故で利用者から『電車の中にカメラをつけてくれ』との意見も少なくない。さすがにプライバシー上どうかと設置していませんが」という。


 京王電鉄は「隠しカメラは1台もない」。小田急電鉄は「隠しカメラどころか改札口の監視カメラすらない」との答えだった。


 一方、この最新式隠しカメラをよく見かけるのがパチンコ店。業界関係者は「最新式は360度回転して客の指先までズームアップできるし、本部にデータ転送も可能というスパイも真っ青の代物。主にゴト師対策なんだけど公共の場所にそんなに悪いヤツがいるもんかねえ」と首をかしげる。


 警視庁が歌舞伎町の街頭に設置してから急速に市民権を得た感じの監視カメラ。隠してまで撮るという必要性の論議はなかなか聞こえてこない。 (渡辺高嗣)


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